令和6年度 所信 事業計画

令和6年度会長
栗田 祥太

令和6年度 所信表明・事業計画

大洲商工会議所青年部(以下「大洲YEG」という。)第48代会長職をお預かりすることになりました栗田祥太と申します。関係各位並びに諸先輩方におかれましては、平素より我々大洲YEGの活動に多大なるご支援・ご協力を賜り、深く感謝を申し上げます。

さて、世界を一変させた新型コロナウィルス感染症、ロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢、能登半島地震を含め毎年のように起こる大規模な自然災害、円安等に起因する物価上昇、エネルギー価格の高騰、急速なデジタル化、少子高齢化や地方の人口減少に伴う働き手不足など、様々な課題に直面しております。
このような状況下でも、歩みを止めず、押し寄せる変化の波に立ち向かい、それを乗り越えて、次の未来へ繋いでいく必要があると感じております。

YEGとは、次代の地域経済を担う後継者の相互研鑽の場として、また青年経済人として資質の向上と会員相互の交流を通じ、自己の企業の発展と豊かな地域経済社会を築くことを目的としております。今年度は、原点に立ち返り、研鑽と交流をメインに活動を行っていきます。

我々YEGは、激しく変化する昨今の経済環境に対応するために、常に学び続け、努力していかなければなりません。常に新しい情報、知識を手に入れ、青年経済人として資質の向上を目指します。

会員それぞれが異なる視点やアイデアを持っており、会員同士が交流することによって、互いが刺激し合い、それが個々の成長に繋がっていきます。また、大洲YEG会員以外との新たな出会いによって、新たなビジネスチャンスの可能性が広がります。様々な交流を通して、互いの信頼関係を築き、ネットワークを拡大していくことがそれぞれの未来へ繋がっていくと信じております。

さらに、YEG活動を続けていくためには、多くの仲間が必要です。しかし、大洲YEGにも人口減少の波が押し寄せ、会員は減少の一途をたどっており、特に若い会員が減少傾向にあります。昨年度は、12人もの多くの会員が入会して頂きましたが、会員拡大は、近年の課題となっております。YEGの活動、事業を通して、多くの方にYEGの理念、魅力、楽しさを伝えていくことで、新しい仲間を増やし、大洲YEGの未来へ繋げていきましょう。仲間が増えれば、組織が活性化され、さらに強固な組織へとなっていくと信じております。

また、新たに入会した会員やこれから入会する会員はもちろんのことながら、既存の会員にも、YEG活動の意義について、理解を深める事業を行っていきます。1人でも多くの会員が、今後の大洲YEGの中核を担って頂けることを期待しております。

最後に、2年後の令和8年度には、大洲YEG創立50周年を迎えます。この長い歴史を継ぎ・紡ぎ・繋いでこられた諸先輩方に尊敬と感謝の念を抱き、また、歴史ある大洲YEGの会長職をお預かりすることへの誇りと責任も持ち、1年間と短い時間ではありますが、大洲YEG並び地域の未来のために全力で取り組んでまいります。会員の皆様は、共に力を合わせ、未来へ繋いでいきましょう。

関係各位におかれましては、今年度も大洲YEGに対しまして、格別のご支援とご協力、ご指導とご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

令和6年度 スローガン 

「ミライへツナグ」~地域に愛され、必要とされるために~

基本方針

「今」の積み重ねが未来になる。「今」を生きることが未来を創る。

重点目標

  • 青年経済人としての資質の向上
  • 会員相互、OBクラブ、他単会、他団体との交流
  • YEG活動への理解を深める
  • 会員拡大並びに組織力強化
  • 地域への貢献